お料理をする上で、調味料は必須アイテムですよね!
今回は、そんな調味料の中で「みりん」と「酒」にスポットを当ててご紹介!
「なんとなく」「いつもと同じもの」「安いから」「好みのもの」などなど…いろんな基準があるかと思います。
けれど、実は「みりん」「酒」には種類があることをご存じですか?
調味料の違いを理解にして、自分に合った調味料をチョイスできるようになりましょう♪
- 「本みりん」と「みりん」の違い
- 「料理酒」と「清酒」の違い
- 調味料の保管方法
「みりん」と「酒」の効果
みりんは、日本独自の調味料です。
煮崩れ防止や味の染み込みをよくしたり、素材をやわらかくしてくれます。また、味にコクがでて照りつやもあたえてくれます。
酒もみりんと同じように味の染み込みをよくしたり、素材をやわらかくしてくれます。そして、臭み消しもしてくれる大事な調味料!
和食にはかかせない調味料ですね!
ちなみに、照りつや以外は全て「みりん」「酒」に含まれるアルコールによる効果です。
安価な理由は「酒税」がかかっていないから
スーパーに売っている「みりん」や「料理酒」ですが、値段が安いものもあれば高いものもありますよね。
実は、比較的安価なものには「酒税」がかかっていないものが多いのです。
では、なぜ酒税がかかっていないのでしょう。
「みりん」と「酒」を別々に解説していきます!
「清酒」と「料理酒」の違い
「清酒」と「料理酒」を比較してみました。
料理酒に酒税がかかっていない理由は「食塩を加えて飲用不可にしているから」なのです。
「料理酒」の原料を確認してみると写真のように「食塩」が含まれています。
料理酒はお酒として飲めないので、お酒を販売する免許がないお店でも取り扱いが可能なんです!
料理酒には、塩分が含まれていることを理解した上で、塩加減を調整することをオススメします。
塩分や添加物が気になる方は「清酒」を使用しましょう!
そもそもレシピに記載されている「酒」というのは「日本酒」を指しています。
日本酒には塩分は含まれておらず、余計な添加物も入っていないので安心して使用できます。
例えば写真の商品だと、大きく「食塩ゼロ」と書かれていますね。
こういった商品は、スーパーでも料理酒のコーナーではなく、日本酒のコーナーに置かれていることがあるので、チェックしてみてくださいね。
個人的には、国産米を使用している点も安心だと思いました。
「本みりん」と「みりん風」の違いは?
「本みりん」と「みりん風調味料」を比較してみました。
画像のとおり、「みりん風調味料」はアルコールが1%未満のため食品に分類されます。よって、安価な商品が多いということです。
調味料別!保存方法まとめ
みりんには「本みりん」と「みりん風調味料」があること、酒には「清酒」と「料理酒」があることがわかったと思います。
ここからは、そんな調味料たちの保存方法をご紹介していきます。
「料理酒」「清酒」の保存方法
基本的にアルコールが含まれているので常温保管でOK!
ただし、料理酒で旨み成分が含まれている商品は冷蔵保存のものもあります。
※風味が損なわれるのを防ぐため
「みりん風調味料」「本みりん」の保存方法
「みりん風調味料」にはアルコールが含まれておらず、保存性が低いため冷蔵保存です。
「本みりん」は常温保存でOKです!
最後に
- 酒には「清酒」と「料理酒」がある
- レシピに記載されている酒とは「清酒」のこと
- 料理酒には飲用不可にするために食塩が含まれている
- 安価な「みりん」「料理酒」には酒税がかかっていない
- みりんには「本みりん」と「みりん風調味料」がある
- 本みりんはアルコールあり、みりん風調味料はアルコール1%未満
いかがでしたでしょうか?
私は、発酵食品について勉強するまでは調味料などもイマイチわかっていませんでした。安価だからといって、何も考えずに購入していました(笑)
安価にはきちんと理由があることを学び、現在は原材料をよく確認してから購入するようになりました。
価格が高くてもその分お料理がおいしくなる調味料もあるので、こちらの記事を参考に自分に合った調味料を探してみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。